手紙

「寒中・余寒見舞い」についてのポイント

1. 出す時期

「寒中見舞い」は、暦の上で最も寒い時期である1月5、6日から2月3、4日の立春頃までに出します。立春を過ぎてもまだ寒いときは、「余寒見舞い」を出します。これは通常2月いっぱいまでですが、寒冷地では3月中旬頃まで「余寒見舞い」としています。

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2. 出せなかった年賀状の代わりに

出しそびれた年賀状の返礼だけでなく、服喪中の人へのあいさつや、不幸を知らずに賀状をくれた人への欠礼のあいさつにも適しています。ただし「おめでとうございます」などの賀詞は使わず、日付も「年賀」ではなく「年頭」「年始」をします。

よく使う言い回し

見舞いの言葉

「桜らんまんと咲き誇る季節を心待ちにして」 「お互い元気よく今冬を乗り切りましょう」

「知人への寒中見舞い」

 寒中見舞い申し上げます


 寒さひとしおのきょうこの頃、皆様にはいかがお暮らしでしょうか。お陰様で、私どもはみんな元気にしておりますのでご安心ください。


 寒さもこれから本番とか、どうか風邪など召されませんよう、
健康にご留意なさってください。


平成OO年O月O日

「仲人への余寒見舞い」

 余寒お見舞い申し上げます


 春雪の白さが目にしみるこの頃ですが、お変わりござい ませんか。南国育ちの私にとって、初めて体験する北国の 冬は毎日とまどいの連続です。


 雪に慣れておいでとは存じますが、高血圧の方には寒気 が要注意の由、どうかご無理なさいませんように。


「友人への余寒見舞い」

前略

 寒が明けてからも引き続いての寒さ、いかがお過ごしでしょうか。
立春を過ぎてからの寒の戻りは体に応える ようですが、桜咲き誇るうららかな季節を心待ちにして、お互いにこの寒さを元気に乗り越えましょう。


 質の悪い風邪が流行っているようですから、くれぐれもお体にお気をつけください。


 まずは余寒のお見舞いまで。


かしこ

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手紙の折り方
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