忌み言葉について

紙を書く上で、忌み言葉を避けるのは、大切なマナーです。 慶事や弔事のシーンの手紙には、縁起が良くないので使うのよくない「忌み言葉」があります。せっかく心をこめて書いた手紙も、忌み言葉により相手の気持ちを害してしまうこともあるため、言葉選びには十分気を配る必要があります。

忌み言葉を使ってしまったらすぐにお詫びを

もし、忌み言葉を口にしてしまった場合には、そのままスルーするのではなく、直ぐに一言お詫びをするのがマナーです。
自分が口にした忌み言葉に気づくためにも、結婚式や葬式の前に一通りの忌み言葉はチェックしておきたいところです。

結婚祝いの忌み言葉

結婚祝いでは、別れや結婚を繰り返すことを連想させる言葉は避ける必要があります。最近は、子どもの誕生を示唆する言葉もタブーとなってきています。
一般的な手紙ではよく使う、「くれぐれも」「近々」などは、「近々、御祝いの挨拶に伺います」、「くれぐれもご新郎様にもご伝言を」のような言葉を使ってしまいがちなので特に気をつけましょう。

帰る、戻る、短い、悲しい、薄い、再び、別れる、離れる、壊れる、割れる、飽きる、冷める、終わり、切れる、流れる、途絶える、もう一度、重ねる、繰り返す、くれぐれも、再三、重ねがさね、度々、近々、皆々様(再婚時には、二度と、再出発、今度こそは)

出産祝い気をつけたい忌み言葉

落ちる、滅びる、早い、短い、流れる、失う、破れる、消える、死ぬ、苦しむ、四(=死)、九(=苦)、悲しむ、痛ましい

新築・開店・開業祝いの忌み言葉

災害等を連想させる言葉は避けましょう。また、倒産や経営不振を思わせる言葉も気をつけましょう

落ちる、詰まる、錆びる、燃える、焼ける、火、つぶれる、失う、閉まる、負ける、煙、傾く、倒れる、壊れる、赤、緋

入学、就職祝いの忌み言葉

今後の苦労や不振を連想させるような言葉、自分と比較し、卑下するような表現は避けましょう。よく使ってしまう例で、「できの悪い私の息子とは大違いで~」など、しらじらしく感じる褒め方も避けましょう。

すべる、消える、変更、変わる、負ける、落ちる、崩れる、終わる、破れる、取り消す、中止

退院・全快祝いの忌み言葉

苦しいや再入院・死を連想させる言葉は避けましょう。

滅びる、弱る、折れる、繰り返す、死ぬ、苦しむ、寝る、悪い、長い、再び、尽きる、枯れる、度々、落ちる、四(=死)、九(=苦)

お見舞いの忌み言葉

病気・怪我等が、繰り返すことや長引くことを連想させる言葉は避けましょう。

長い、寝付く、失う、続く、重なる、重ねて、重ねがさね、繰り返す、衰える、終わる、消える、再度、度々、またまた、弱る、落ちる、長引く、見失う、四(=死)、九(=苦)

お悔やみの忌み言葉

死や不幸が続くことを連想させるような言葉や重ね言葉は必ず避けましょう。逆に喜ぶ、楽しいなど、悲しみのシーンには不適切になる言葉も避けましょう。

再び、追って、くれぐれも、死、死亡、四(=死)、九(=苦)、度々、ますます、重ねがさね、だまだ、いよいよ、返す返す、次々、続いて、引き続き、近々、繰り返す、まときどき、しばしば、さらに、生きる、生存