手紙

「催促状」についてのポイント

1. 冷静に書く

相手のルーズさにいらだっていても、感情的にならないように気をつけましょう。金銭の返済を催促するような場合は、特に横柄な文章になりやすいので、事実経過や約束事項を相手に再確認するような文面にすると、角が立たずにすみます。
物品の返却を催促する場合は、貸したものが用済みかどうかを問い合わせるような形にしてもいいでしょう。

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2. しつこい印象を与えない

人に頼みごとをしておきながら、それをしつこく催促するのは筋違いです。催促せざるをえないこちらの状況を、相手に負担を感じさせないように、できるだけ手短に伝えましょう。
また、招待や案内の返事を催促する場合は、こちらの連絡の未着や、先方の返信の発送済みを考慮に入れた内容にしましょう。

「知人に招待状の返事を催促」

冠省

 ご多忙中のところ恐縮ですが、O月O日付で送付させていただきました「OOOOOパーティー」のご招待状、まだお手元に届いていませんでしょうか。


 届いているようでしたら、会場の準備の都合がございますので、恐れ入りますが、折り返しご返事いただきたくお願い申し上げます。もし未着の場合は、お手数ですが、下記の事務局までご一報ください。


 なお、ご返事のはがきを既にご発送済みの場合は、かかる失礼を深くお詫び申し上げます。


不一

「知人に資料の返却を催促」

拝啓


 虫の声に秋の訪れを感じる今日このごろです。
久しくご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。私どもは相変わらず無事に暮らしております。

 ところで、あなたにお貸ししている資料の件で、本日筆をとらせていただきました。


 実は夫の仕事の関係で、急きょあの資料が必要になりました。
もし、もうご用済みのようでしたら、お手数ですが近日中にお返しいただきたく、お待ち申し上げております。
はなはだ勝手とは存じますが、よろしくお願いいたします。

 乱筆にて失礼いたしました。


敬具

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