手紙

「承諾状」についてのポイント

1. 引き受けるなら快諾を

承諾する訳を伝えるのであれば、内心どうであれ、快く承諾するのが礼儀です。相手を見下した言い方や恩着せがましい表現は禁物です。また、受けると決めたらすぐに返事を出してあげましょう。

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2. 承諾する範囲を明確に

依頼を承諾するときは、ここまでは力になれるけど、ここからはできない、というように、自分が引き受けられる範囲をはっきりと限定する必要があります。あいまいな書き方をすると、依頼主に都合よく解釈されてしまい、後でトラブルのもとになります。

3. 祝辞や謝意をそえる

招待の承諾をするときは、事務的な受け答えだけでは素っ気ないので、招待されたことに対する感謝の言葉や、お祝いの言葉を一言そえるようにしましょう。

「あらたまった招待の承諾」

拝復


 このたびは数ならぬ私までご丁寧にご招待にあずかり、まことにありがたく、光栄の至りです。

 当日はぜひ伺い、末席を汚させていただきます。当日お目にかかれることを心待ちにしております。

 まずはお礼かたがたお返事まで申し上げます。


草々

「知人の身元保証人依頼の承諾」

拝復

 お手紙拝見いたしました。


 このたびは、就職内定おめでとうございます。ご家族の皆様も、さぞお喜びのことでしょう。

 さて、お申し越しの身元保証人の件ですが、あなたのまじめな人柄はよくよく承知しておりますから、私でよければ喜んでお引き受けいたします。


 必要な書類をお持ちのうえ、今週のO曜日にでもお越しください。用意をしてお待ちしております。

 まずはお祝いかたがたご返事まで。



敬具

「知人に紹介の承諾」

 お便り拝見いたしました。皆様お元気の様子でなによりです。


 さて、先日ご相談のあった件ですが、私の友人に適当な人物がおりますので、ご紹介申し上げます。別紙のプロフィールにもありますように、OO氏は長くOOの職に就いておられましたので、適任かと思われます。お気がありましたら、ご連絡いただければと思います。


 取り急ぎお返事まで。


不一

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手紙の折り方
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