WordPressブログ初心者におすすめの標準フォント設定【読みやすさとデザインを両立】
WordPressでブログを始めたばかりの方が最初に悩むのが「フォント設定」です。
どんなに良い記事を書いても、フォント選びや設定を間違えると読みにくく、離脱率が上がってしまうことも。
一方で、適切なフォントを設定すれば、文章は格段に読みやすくなり、ブログ全体のデザイン性もアップします。
この記事では、WordPress初心者におすすめの標準フォント設定を、実例や設定方法も交えて分かりやすく解説します。
なぜフォント設定が重要なのか?
1. 読者の滞在時間に直結する
記事本文が読みやすいかどうかで、ユーザーが記事を最後まで読んでくれるかどうかが決まります。フォントはUX(ユーザー体験)の要です。
2. サイト全体の印象を左右する
同じ文章でも、フォントを変えるだけで「ビジネス感」「カジュアルさ」「おしゃれさ」など印象が大きく変わります。
3. SEOにも間接的に影響
読みやすいサイトは滞在時間が長くなり、直帰率が下がるため、SEO評価にも良い効果があります。
WordPress初心者がやりがちな失敗
1. 初期設定のまま使う
テーマの標準フォントをそのまま使うと、他のブログと差別化できず、見づらい場合もあります。
2. フォントを使いすぎる
本文・見出し・装飾にバラバラのフォントを設定すると統一感がなくなり、素人っぽく見えてしまいます。
3. 読みにくいデザイン重視のフォントを選ぶ
おしゃれに見える装飾フォントを本文に使うと読みにくさが増し、離脱率アップにつながります。
WordPressでおすすめの標準フォント設定
ここからは初心者におすすめできる、WordPressブログに最適なフォント設定を紹介します。
1. 本文は「源ノ角ゴシック(Noto Sans JP)」
Google Fontsで提供される定番の日本語フォント。読みやすく、デジタル表示に最適です。
▶ Noto Sans JP(Google Fonts)
2. 見出しは「はんなり明朝」や「うつくし明朝体」
本文とは違うフォントにすることでメリハリが生まれます。和風・上品な雰囲気を出したいときにおすすめです。
▶ はんなり明朝
▶ うつくし明朝体
3. サブ見出しやバナー用に「コーポレート・ロゴ」
モダンでシンプルなロゴ向けフォント。記事のサブタイトルやCTAバナーに効果的です。
▶ コーポレート・ロゴ
4. 装飾やアイキャッチに「ニコモジ+」や「あんずもじ」
かわいい雰囲気を出したいときに使うと効果的。ただし使いすぎは禁物です。
▶ ニコモジ+
▶ あんずもじ
WordPressでフォントを設定する方法
1. テーマのカスタマイザーを使う
多くのテーマにはフォント変更機能があります。「外観」→「カスタマイズ」→「フォント設定」から変更可能。
2. Google Fontsを読み込む
HTMLの<head>にGoogle Fontsのコードを追加し、CSSで設定します。初心者でも簡単に導入できます。
例:
@import url('https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&display=swap');
body { font-family: 'Noto Sans JP', sans-serif; }
3. プラグインを使う
Easy Google Fontsなどのプラグインを使えば、コードを書かずに管理画面から設定可能。初心者におすすめです。
おすすめのフォント組み合わせ例(初心者向け)
例1:シンプルでモダン
本文:源ノ角ゴシック
見出し:コーポレート・ロゴ
例2:和風・落ち着き系
本文:IPAex明朝
見出し:はんなり明朝
例3:カジュアル・親しみやすい
本文:Rounded M+
見出し:あんずもじ
フォント設定のコツ
- 本文は必ず読みやすさ優先
- 見出しで雰囲気を演出
- 最大3種類までに絞る
- 文字サイズや行間も調整 → PCとスマホ両方で読みやすく
商用利用時の注意点
WordPressブログは収益化するケースが多いため、必ず商用利用可能なフォントを選びましょう。
- 無料でも「個人利用のみ」はNG
- 必ずライセンス表記を確認
- 再配布は禁止
- 海外フォントは条件が異なることがある
まとめ
WordPress初心者がブログを運営する際に失敗しないためには、まず読みやすさを重視したフォント設定を行うことが大切です。
本文にはゴシック体、見出しには明朝体やロゴ向けフォントを組み合わせることで、デザインに統一感が出てプロっぽい印象になります。
今回紹介したフォントや設定方法を参考に、ぜひ自分のブログに最適なフォントスタイルを見つけてください。