【簡単】adobeイラストレーターでイラストを作成!

イラストレーターで作る簡単イラスト。
今回はイラストの作成方法を2種類にわけて紹介します。

用途にあった作り方で便利で快適にイラストを作ることができます。動画もぜひ、見てください。

ブラシツールを使ったイラスト作成法

イラストレーターのブラシツールは、ペンタブを使用するとより快適な操作をおこなえます。

下書きを配置

下書きをスキャン等をした後に配置で画像を設置します。

配置したイラストは透明度30%にして薄くしておくと見やすくなります。

レイヤーを追加して、下書きのあるレイヤーにはロックをかけておきます。

ブラシツールで下書きをなぞっていきます。

今回はライブペイントツールを使うので、線が離れる場所がないようにしておきましょう。

髪の毛の部分をブラシで書いてこんな感じになりました。

あとは、下書きをなぞって調整しながらすすめていきます。

線幅を変えたい「まつ毛」や「瞼」の部分は、今回は線ツールのプロファイルで太さと形を変更しました。

ブラシ事態で調整した方がより精度の高いラインになるので、適宜調整してみましょう。

下書きの線をブラシツールで書くとこんな感じになりました。

作業しやすくするために、下書きのレイヤーを非表示にします。

「目」のアイコンをクリックすると非表示になります。

ラインをすべて選択したら、「ライブペイント」→「作成」にして色をつけていきます。

ここまでは下記の動画に作成内容が含まれています。

【動画で見る】ブラシツールを使ったイラスト作成

本動画では、ペンタブではなくマウスで作成したため、ところどころペンツールで修正をおこなっています。

イラストに色をつけてみよう

線画ができあがったら、まずはレイヤーを追加してコピーした線を複製して色を塗ります。

ライブペイントを使って色を塗るので「ライブペイント」を選択し「作成」にします。

これで色を塗りやすくなったので、ライブペイントツールを使って色を塗っていきます。

※背面へペーストをして予備レイヤーがあると後から修正が楽になります。

ライブペイントで色づけ

後はライブペイントのバケツで色をいれていきます。

この時ああらかじめ、カラーパレットがあると、「alt」キーを押すことで色をコピーしてくれるので、
作業がスムーズになります。全体の色をつけて完成です。

影とハイライトの設定

影を追加していくので、「ライブペイント」「拡張」を選択し、「内側描画」モードを選択できるようにします。

パスを選択し、「内側描画」にしてハイライトをいれます。
それぞれの場所の色を選択して「影」と「ハイライト」を入れます。

ハイライトの白が強すぎる場合は、透明タブで50%程度にするだけで、見やすくなります。

影の場合も透明度のパーセントと描画モード「乗算」「オーバーレイ」などを選択すると、
下地になじむのでこのツールはガンガン使っていきましょう。Photoshopにもある機能です。


影などは、「内側描画」ではなくそのまま色をのせてもいいので、使いやすいよう選択してみてください。

動画で見るライブペイントの使い方

ペンツールを使ったイラストの描き方

ペンツールを使ってイラストを描いてみましょう。

パスを切る方法と同じです。アンカーを調整しながら、アンカーの数をできるだけ少なくトレースします。

作り方は概ねブラシと同じですが、パスツールを使った時の便利な作り方として、
図のように重なる事を想定してパスを切ります。前面背面の重ねで調整します。

写真はあえてずらしたものですが、こんな感じで作成することで、
髪型だけ変えたりするアレンジがしやすくなります。

これを利用する事で写真のように頭の角度を変えたり、姿勢を変えたり、頭の比率の調整などを簡単におこなうことができます。

ペンツールのデメリット

もちろんデメリットもあります。この作り方の場合、線画だけほしいという時に白字をいれないと、線画重なってしまいます。ですが、イラストレーターCCからは画像トレースがすぐれるので、白字を入れたイラストを「ラスタライズ」して「画像トレース」の「白黒のロゴ」→「拡張」で線だけ取り出すことができるようになりました。
※CS6の画像トレースでは綺麗に線だけ抽出できなかったので、CCからはこの方法で対応可能です。


【動画で見る】ペンツールを使ったイラスト作成

ペンツールで作成したイラストの作成方法です。線になる部分を先に作成しています。

後で分解できるような作り方になっています。

動画で見るイラストの色の付け方

分離できるように作成した、イラストの色の付け方動画です。