Illustratorで「かすれ加工(グランジ加工)」を作る方法
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g00.jpg?fit=620%2C420&ssl=1)
かすれたような加工のグランジ加工。
イラストレーターでもっと簡単に高速化してつくります。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g01.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
加工したい文字オブジェクトを用意
まずは加工する文字をテキストツールで作成します。
テキストは「アウトライン」をかけて「複合パス」にしておきます。
この時にグループ化していると、後でマスクをかけられなくなります。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g02.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
ブラシツールから「アートインク」
ブラシを使います。「初期」からはいっている「アートインク」を使います。
左下の本のアイコンの場所から「アートインク」を選択すると、
下図のようなブラシのセットがでてきます。
この線で囲んであるインクがはねたようなブラシを選択します。
ペンツールで線を斜めに作成し、ブラシを選択。
塗りはなしの線だけに色をつけます。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g03.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
ブラシの線をコピーして重ねる
線1つ分では少ないので、下図のようにコピー&ペーストをします。
文字のサイズなどにあわせて調整してみてください。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g04.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
文字をコピーして「最前面」へ
出来上がったら、オブジェクトをコピーして「最前面」へ移動します。
そのオブジェクトとインクのオブジェクトを「マスク」を作成します。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g05.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
マスクを作成してグランジ加工文字の完成
マスクをかけてから色や足りない部分を調整したら完成!
5分でできるグラン加工おすすめです!!
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g06.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
擦れた加工の文字オブジェクト
今度は今のものを応用して擦れた文字を作成しましょう。
コツをつかむと簡単に作成することができます。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g07.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
文字を作成しアウトライン
先ほどと同じように文字を入力しアウトラインをかけます。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g08.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
線ツールでブラシを選択
線ツールで文字の上に線を作成し、ブラシを選択します。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g09.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
線を複製してより効果的に
全体を擦れた文字にしたいので、斜め下へ複製して調整します。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g10.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
最前面にコピーしたオブジェクトでマスク
グランジ加工と同じように、コピーしたオブジェクトを最前面に移動します。
移動したらオブジェクトを選択し「マスク」を作成します。
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g11.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)
マスクを作成して完成
これで擦れた文字の完成です!
色やブラシなど別なものを使うだけでもアレンジ可能ですし、自分オリジナルの素材を使ってもよりオリジナル性の高い加工文字を作成する事ができます。
今度のデザインに使用してみてはいかがでしょうか
![](https://i0.wp.com/www.otega3.net/beufont/wp-content/uploads/2022/11/g12.jpg?resize=620%2C420&ssl=1)