封筒の作り方(長3)アドビイラストレーター講座|初心者も安心

郵便番号枠の正確な詳細は下記郵便局のページを参照してください。

長3封筒のサイズを入力

長3封筒は120mm×235mmのサイズになり、アートボード内に図形を選択し、数値入力画面でサイズを入力していきましょう。

すると上記の長方形の図形が出来上がります。これをベースに作成します。

余白のガイドを作成します(内側に5mm)

名刺の作り方でも紹介しました、パスのオフセットで「-5mm」にパスを作成し、ガイドラインに変換します。

郵便番号の枠を作成

郵便番号の枠を作ります。8.8mm×6.5mmのサイズで枠を作り、線を赤くします。

線の位置を内側にするとサイズがオーバーする心配がないので、安心です。

図形を選択して「移動」を選択、水平方向を「7mm」に選択して「コピー」します。

すると、横に同じ枠ができるので、もう一つコピーします。
この時「ctrl」+「D」の短縮コマンドを使うと便利です。

一番右の図形を「7.5mm」にして「移動」、「コピー」し、線の幅を「0.6pt」幅を6.2mmに変更し、6.8mmの単位で水平に4つコピーします。

郵便番号の7つの枠が完成しました。

あとは中心にあわせて、最初の3桁と残り4桁の間に線をつけたら郵便枠の完成です。

封筒の宛名面が完成しました。

郵便番号枠

https://www.post.japanpost.jp/zipcode/zipmanual/p05.html

印刷会社にデータを入稿する場合

枠の線を選択して、「トリムマークを作成」で図のように枠の外側にトリムマークが作成されます。
これが印刷で使われるトンボと呼ばれています。

印刷をする場合枠線がついていると一緒に印刷されてしまうので、色を消しておきましょう。
この他、自分のデザインした封筒をデータ入稿すると印刷されます。

封筒デザインのまとめ

今回紹介した部分以外、封筒の糊付け部分をデザインしたい場合は、同じ要領で作成することができます。
郵便番号もフォーマットが決まっているので、
一度作成すると他のサイズにも対応した封筒を作る事ができるので、ぜひ作成してみてください。