【Illustrator】イラレで簡単なお花の作り方

イラストレーターで作る花。

今回は最も簡単な方法で作ってみましょう。更にアレンジを加えてシンプルでも手のかかったオブジェクトの方法について紹介していきます。

図形オブジェクトを膨張

花は下図のような図形ツールから花の形にする事ができます。

パンク・膨張を選択し数値を設定するだけで、花の出来上がり。

ここで注意点として、このままでは下図のオレンジの線のように元の図形見た目だけが変わっているだけなので、その後の処理ができません。

そのため、オブジェクトを選択して「透明部分を分割・統合」を選択します。

すると図のようにパスになり加工できるようになります。

パーツと着色をします。

矢印の通りに進めてみましょう。左側が元の図形で中央が膨張や角丸にしたオブジェクトを重ねています。

オブジェクトを部分選択して下図のように葉っぱの形をつくり、組み合わせると花の完成です。

シンプルなオブジェクトなので、少し手を加えていきましょう。

図形を準備して「グラデーション」を選択します。
その後にテクスチャから「粒状」を選択します。そのままOKをクリックすると、一番下のように粒状のオブジェクトが出来上がりました。

オブジェクトをコピーペーストします。

この時前面オブジェクトへペーストすると簡単なので、下記の短縮コードを参照してください。
コピーが終わったら、前の項目で作成した粒状のグラデーションの図形を背面にセットします。

上のオブジェクトと背面のグラデーションを選択してマスクをかけます。

「ctrl」+「7」でマスクを短縮できます。
その上にある状態でオブジェクトのモードを「ソフトライト」に変換します。

すると粒状のスプレーのようなオブジェクトになりました。

葉っぱや茎部分も同じようにマスクをします。

葉の場合のグラデーションは円状ではなく線型にするのがポイントです。
同じようにマスクをかけて作成します。

全部を組み合わせてみましょう。下記のような花になったでしょうか。

これだけの処理で印象的な花を作る事ができました。葉っぱの形や花の中心部を作ることで更に手の込んだ花を作成する事ができるので、チャレンジしてみてください。