ブログやサイト運営におすすめのフォント組み合わせ例【デザインが整う!商用利用OK】
Webサイトやブログを運営するうえで欠かせないのが「フォント選び」です。どんなに記事の内容が素晴らしくても、文字が読みにくかったり、雰囲気に合わないフォントを使ってしまうとユーザーは離脱してしまいます。
さらに、1種類のフォントだけでは単調になりがち。そこで役立つのがフォントの組み合わせです。本文用と見出し用、アクセント用をうまく組み合わせることで、デザインに統一感と読みやすさを両立できます。
この記事では、無料で使えて商用利用可能な日本語フォントを中心にしたおすすめの組み合わせ例をご紹介します。
フォントを組み合わせるメリット
1. デザインにリズムが生まれる
本文と見出しを同じフォントで統一すると単調になりがち。組み合わせることで強弱がつき、デザインが生き生きします。
2. 読みやすさを確保できる
本文はシンプルで可読性重視、見出しは個性あるフォントで目を引く。この役割分担が読みやすいサイトの秘訣です。
3. サイト全体の雰囲気をコントロールできる
かわいいフォントを混ぜれば親しみやすさを演出、明朝体を合わせれば高級感を出せます。フォント選びはブランディングの一部です。
おすすめのフォント組み合わせ例
ここからは、実際に使いやすい無料日本語フォントを組み合わせた具体例をご紹介します。
組み合わせ例1:源ノ角ゴシック × はんなり明朝
本文:源ノ角ゴシック(Noto Sans JP)
見出し:はんなり明朝
読みやすいゴシック体を本文に使い、見出しには上品な明朝体を配置。ビジネスブログやコラムサイトに最適。
▶ 源ノ角ゴシック(Google Fonts)
▶ はんなり明朝
組み合わせ例2:IPAexゴシック × あんずもじ
本文:IPAexゴシック
見出し:あんずもじ(手書き風)
安定した読みやすさを誇るIPAexゴシックに、手書き風のあんずもじを組み合わせ。親しみやすい雰囲気で、個人ブログやイラスト系サイトにぴったり。
▶ IPAexゴシック
▶ あんずもじ
組み合わせ例3:M+ FONTS × ニコモジ+
本文:M+ゴシック
見出し:ニコモジ+
シンプルなM+で本文を整えつつ、見出しは丸文字でポップに。教育系・子ども向けコンテンツやエンタメ系サイトにおすすめ。
▶ M+ FONTS
▶ ニコモジ+
組み合わせ例4:Rounded M+ × うつくし明朝体
本文:Rounded M+
見出し:うつくし明朝体
本文はやさしい丸ゴシックで親しみを出しつつ、見出しにはクラシックな明朝体。美容系・和風デザインのブログに最適。
▶ Rounded M+
▶ うつくし明朝体
組み合わせ例5:Noto Sans Mono JP × ふい字
本文:Noto Sans Mono JP(等幅ゴシック)
見出し:ふい字
本文を整然とした等幅フォントにすることで読みやすさUP。見出しは自然な手書き風で遊び心を追加。プログラミング系ブログにおすすめ。
▶ Noto Sans Mono JP
▶ ふい字
組み合わせ例6:コーポレート・ロゴ × はれのそら明朝
本文:はれのそら明朝
見出し:コーポレート・ロゴ
本文はナチュラル感のある明朝体、見出しは洗練されたロゴフォントでビシッと決める。企業ブログやサービス紹介に最適。
▶ はれのそら明朝
▶ コーポレート・ロゴ
組み合わせ例7:モトヤLマルベリ × じゆうちょうフォント
本文:モトヤLマルベリ
見出し:じゆうちょうフォント
本文を整ったプロ仕様のフォントに、見出しは子どもっぽさのあるフォント。教育系・学習塾サイトに向いています。
▶ モトヤLマルベリ
▶ じゆうちょうフォント
組み合わせ例8:花園明朝 × ましゅまろポップ
本文:花園明朝
見出し:ましゅまろポップ
本文は正統派の明朝体、見出しはポップな丸文字。和風+ポップのギャップで、料理ブログやイベント紹介に効果的。
▶ 花園明朝
▶ ましゅまろポップ
フォント組み合わせのコツ
- 本文はシンプルで読みやすいもの(ゴシック体や明朝体)
- 見出しは個性を出す(手書き風やロゴフォント)
- 最大3種類まで → 使いすぎると統一感がなくなる
- 雰囲気を統一する → 和風なら明朝系、カジュアルなら丸ゴシック
商用利用時の注意点
無料フォントでも商用利用できるものを選びましょう。特に注意する点は以下の通り。
- フォントデータの再配布は禁止
- クレジット表記を求められる場合がある
- アプリ組み込みは別ライセンスが必要なことがある
まとめ
フォントの組み合わせ次第で、ブログやWebサイトの印象は劇的に変わります。本文には読みやすいフォントを、見出しには雰囲気を演出できるフォントを選ぶのが鉄則です。
今回紹介した組み合わせ例をベースに、自分のサイトに最適なペアを探してみてください。
デザイン性と可読性を両立させることで、あなたのブログはより魅力的に見えるでしょう。